心地悪い、心地いいとは。
心地悪い、心地いいとは。
わたしたちは、日頃から、「いい」「悪い」を感じています。
目に見えるものではありません。感じるものです。
それがじぶんで在る、ということです。
その感性は、世界であなただけ。
間違いはありません。常にあなたひとりが感じています。
ほかに、その感性を表現できるひとは、いません。
人類の代表で、あなたがその感性を表現することをまかされました。
ですから、とことん味わいましょう。
感情は、あなたがあなたであるためのツールです。
そして、身近にいるひとと、いつもシェアしています。
それは、しようとしてなるものではなく、自然に、です。
たとえば、あなたがシーソーの片側にすわっています。
ひとりで座っていたら、ずっとシーソーは傾いたままです。
シーソーを楽しもうと思ったら、向こう側に誰かが乗らないとはじまりません。
あなたはお願いして、ご家族の誰かに乗ってもらいます。
そのひとは、あなたと常に対の存在です。
あなたが上にあがれば、そのひとは下に下がります。
あなたが、下に下がれば、そのひとは上にあがります。
あなたが仕事で忙しくなると、お子さんが熱を出したり、
あなたが楽しみにしている予定の朝に、いらぬ予定が飛び込んできたり。
シーソーのよう。
そうならない方法があります。
あなたが、下がりすぎたりあがりすぎたりしなければいいのです。
シーソーでいえば、中央によってみましょう。
相手も、遠いところからあなたを右往左往させるのではなく、近くに来ざるを得なくなります。
お互いにあがったりさがったりしなくなります。
つまり、「一緒にいる」ということなんです。
これって、単純だけど、凄い効果なんですよね。
あなたの大事なひとと、忙しくてついないがしろにしてしまいがちの相手と、一緒に居る日をつくってみましょう。
一緒にいるのが難しければ、電話をしたりメールをしたり手紙を書いたりしてみましょう。
一緒にいる時間を意識してつくると、
極端なあがりさがりが減っていきますよ。
もちろん、あがりさがりが悪いわけではありません。
これは、嗜好の違いなだけです。
あなたは、どんな状態を好みますか?
すべてはあなた次第です。
2014/12/12
長濱晴子