相手にみえたものは、いつかの自分。
相手にみえたものは、いつかの自分。
晴がいつも戒めのように活用している概念のひとつに、
相手から与えられた事柄は、じぶんも既に(他の)誰かに差し出している、ということです。
まったく同じものという意味ではないですよ。
カタチは違えど、同じエネルギーの等価交換という意味です。
これは、目に見えるものに限りません。
目に見えないもの、例えば、喜び、哀しみ、驚き、悔しさ、怒り、などなど、あなたが差し出したエネルギーは、世界に放たれます。
あなたの反応、相手の反応が、目に見えない世界の本棚の本に、書き込まれていきます。(これはイメージの話です。)
もし表現されない場合は、本に書き込みたいので、
表現しなさい、放出しなさい、と続きを促される出来事が生じます。(あくまで、イメージの話です。)
エネルギーが放出されず臨界点に達すると、目に見えるものとして現れます。
それが、目の前の誰かです。
ご丁寧に、あなたが表現しないものを、かわりに表現してみせてくれます。
まるでお手本のように。
さて。
それをみたあなたは、なにを感じるでしょうか。
相手が与えてくれたものは、
かつてのあなたの中に、似たようなものとして存在し、誰かに与えていました。
ちょっとわかりにくい表現ですね・・・。
いまのあなたに心当たりがなければ、
もしかしたら、誰かに与えていたのは、今生のあなたではなく、
来世や過去世のあなたかもしれません。
もしくは、「からだの細胞の記憶」にのこっているご先祖からつたわってきたエネルギーかもしれません。
あなたが感じたことに蓋をせずみつめ続けることができたら、エネルギーは解放され、
つぎの新たな展開(行動)を見いだすことになるでしょう。
さて。
あなたは、どんな行動をしたいのでしょうか。
相手から感じた事柄から、じぶんの中を考察してみると、面白い発見があるかもしれません。
マッピングができるかたは、まわりに起きている出来事から、「この出来事はじぶんになにを伝えているのだろう。」と、メッセージをひろってみましょう。
カードが扱えるかたは、カードに質問してみましょう。
きっと、「出来事」と「じぶん」との間に、大事なつながりを感じると思いますよ。
明日は、冬至ですね。
かぼちゃを食べて、ゆず湯にはいって、心地いい時間をつくりましょう。
こちらの記事も、よかったらご参考ください。→年間計画表に予定をいれましょう。
2014/12/21
長濱晴子